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ふみちゃん家のたまご コッコこと菅藤裕美(すがとうひろみ)です

今年もこの季節がやってきました

大寒のたまご
2017-01-14 23.26.35

なんだか毎年言われてるけど
一体何!?って思われてる方
大寒のたまごは
風水でこういわれているんです

大寒のたまごとは

今年の大寒は1月20日です。
一年で一番寒いとされている日ですよね。
風水では、大寒の日に産卵された卵を食べると
健康運と金運がアップすると言われているんです。
その昔、卵はとても貴重なものでした。
にわとりが現在のようにちゃんとした建物と餌で
飼育されていなかったずっと昔は
冬になると寒さのために卵を産まなくなっていました。
そんな貴重な卵を食べれることのできた人はとても裕福な人。
貴重なたまごは当時とても高価で庶民の口には入らなかったのです。
そんなエピソードから大寒の日に生まれた卵を食べると
金運がアップすると言われるようになったようです。
また寒さの中で栄養を蓄えて蓄えて産まれてくる卵は、
滋養が豊富であると考えられ、
食べると1年間健康に暮らせると言われています。

どうして冬に産まなかったのか

これは「餌」だと思います。
栄養が足りないために産卵することができなかったためと考えます。
たまごにはとても良質なタンパク質が含まれています。
その基となるタンパク量が全く足りていなければ産卵できません。
栄養がないところから栄養のあるものは作れないのです。
現代の餌は鶏が安定して毎日産卵できるようにタンパク量が設計されて
バランスのとれたものになっています。
トウモロコシが主原料です。
昔なら大豆や野菜くずなどだったかもしれませんが、
人が食べていくにも精いっぱいだった時代に
ニワトリにお腹いっぱいに食べさせることは難しかったと言えます。
もう一つ大切なのは点灯管理。
冬になると日が短くなりますね。
夏は5時くらいから明るくなって日の入りは7時くらい。
冬は朝7時でもまだ暗く、日の入りは早く5時過ぎたら真っ暗です。
もし餌があったとしても探すことができませんね。
鶏は暗くなると目が見えないから。
電気のない時代だからね。。
餌を食べる時間が短いと摂取量が必然的に少なくなります。
ニワトリは1日に110g食べるのが理想です。
人の110gはたいしたことありませんが、
鶏の110gは何回にも分けて食べなければいけません。
そうなってくると4時間の差は大きな差です。
今は点灯が管理されて夏も冬も5時半に電気が点いて、
夜は8時には消灯。
といったようににわとりの飼い方も研究されています。

ね!!
昔は鶏を育てることも一苦労。
卵が産まれたらそれはありがたく幸せだったでしょう。
そんな環境で生まれてくる卵って本当に奇跡だなぁと改めて思います。
ありがたかったろうし、
1個をみんなで分けて食べるような
そんな時代だったんだろうと思います。
そんな想いを感じつつ、大寒のたまご今年も食べましょう!!

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ヒロミ

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代表取締役(有)菅藤養鶏場
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