牡蠣殻

 

朝食のお味噌汁でこの夏一番の大汗をかいた河内です☆お味噌汁だけは毎日作ってます(^^♪

マルシェなどで販売していると、「餌にはカキガラ入れたりしてるの?」と聞かれることがちょくちょくあります。皆さんよく御存じですね~^_^カキガラはずっと昔から使われているものですものね。よく知られているように、カキガラは炭酸カルシウムを89%と多く含んでいるので、卵の殻の硬さを維持するために入れています。ではこの「維持する」というのはどういうことでしょうか?

カルシウムの貯金

にわとりが若く、産卵のピークのときはまだ殻がかたいのですが少しずつ自分の骨からカルシウムが出て行っています。若鶏のころからカルシウムを骨に貯金しておいて、後期になってもカラの硬さをなるべくキープさせよう、という考え方です。まさに骨根身を削って卵を産んでるんですね。。。

鶏肉の業者の方から伺った話ですが、カキガラを食べさせた鶏と食べさせてない鶏は骨を見るとわかるそうです。食べさせた鶏は骨が硬く折れにくいそうですが、食べさせてない鶏はスカスカで折れやすいとおっしゃってました。

菅藤養鶏場は、ヒナが入った時から入れることにしました。カルシウムの蓄積大事です。後期になってから急にカキガラを入れ始めて効果を感じないのは、骨にカルシウムの蓄積がないからじゃないかなーと思います。

カキガラってこんなの

カキガラって牡蠣殻。あのおいしい牡蠣の身を食べて残った殻ね。それを砕いたものを販売されています。およそ1cm位の大きさです。以前、ブログでお伝えしましたが、にわとりは歯がないので「筋胃」という場所ですりつぶして消化されます。「筋胃」は焼き鳥屋さんで言うと「すなずり」ですね^_^

カキガラ2

 

 

 

 

 

 

 

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ヒロミ

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代表取締役(有)菅藤養鶏場
菅藤裕美(すがとうひろみ)です(有)菅藤養鶏場で生産管理、配達などしております。
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