「卵を食べたたらコレステロールが高くなるから1日1個まで」といわれていましたが、今は「卵でコレステロールは上がらない、1日2個は食べよう」ということになっています。

なぜ卵を食べるとコレステロールが上がると言われるようになったのか

1913年にロシアの病理学者ニコライ・アニチコアによる実験で、ウサギに大量のコレステロールを投与したところ動脈硬化が起こりました。そもそもウサギは草食動物です。肉・魚類は食べないのでこの実験に向いていたのかどうか??しかも、腐って酸化したコレステロールを食べさせたのです。アメリカや後年の日本でも同様の実験をし、この結果を踏まえコレステロールが豊富に入っている卵は控えなくてはいけない、という説がこれまで広まっていたのです  佐藤智春著 「卵を食べれば全部よくなる」より

そもそも正しい実験ではなかった、ということです。実験対象はウサギという小さな草食動物で、人間の消化器官とは違います。

コレステロール値は食事で変わらない

2015年5月に日本動脈硬化学会が次のような声明を出しました。

コレステロール値、食事で変わらない。生活習慣全般の改善を

また、動脈硬化を防ぐには、食事だけでなく、血圧や血糖値の管理、禁煙や運動など包括的な生活習慣の改善が大切としています。

コレステロールが少ないと、食事の資質の吸収、排せつのコントロールができないために血中に高いまま残ってしまいます。そして卵に含まれるレシチンが胆汁での乳化を助け、コレステロールがうまく消化できるようにもサポートしてくれます。コレステロールが高くて卵を禁止されている人たちが卵を食べないことでコレステロールのメリットを受けられないのはもったいないと思います。コレステロールが少ないとストレスにも対処できなくなります。脳内物質が減少することで、うつや精神不安も出ます。
最近では低たんぱく質が問題視されています。飽食日本なのに栄養状態は悪いのです。お肉の脂肪が気になるなら卵を食べてたんぱく質をしっかり補いましょう。朝食べれば血液中のタンパク質が増えることでお腹が空きにくくなります。つまり、お昼になる前にお腹が空いちゃったからおやつ食べちゃおー、ってならないからダイエットには卵がおススメなんです。

朝食に目玉焼きが1個だったご家庭は2個にしましょう^_^ トキメキたまごライフ♡

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ヒロミ

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代表取締役(有)菅藤養鶏場
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