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ふみちゃん家のたまご 菅藤裕美a.k.aコッコです
先週金曜日に、日本レイヤーさんの養鶏セミナーに参加してきました。
毎年1回、4月にある日本レイヤーさんの養鶏セミナー。
養鶏の世界も研究されて、新しいことが発表されます。
ドイツのローマン社から
3名いらっしゃって、通訳をしながらの
セミナーになります。
養鶏のセミナーって頻繁にあるわけではないので
とても貴重な機会です
そのなかで面白いなーと思ったものをちょっと書いてみますねー
採卵鶏の若メスの骨の持続性→長い産卵機関の土台
良い骨格の鶏が生まれるために
遺伝子マーカー・代謝マーカー
複数の形質を組み合わせることで
より良い選抜が可能になる
ほー。
カキガラでどうこうとかではなく、
生まれながらに強い骨を持っているということなんだね
骨が折れた状態で、たまごを普通に産むことなんてできないだろうね
人間も年をとるともろくなるように
そう、だんだんもろくなるんです。
敬産鶏出荷のとき、折ろうと思わなくても
羽が折れてしまうことも少なくないのです。。。
かわいそうだなーっていつも思ってた。
これがなくなるわけではないと思うけど
最後まで痛くないほうがいいからね。
防疫管理、費用効果のための資飼料処理と添加物
こちらは今まで当たり前に見てきたものが実はよくなかったっていう(笑)
餌のタンクのことなんですが
通常の餌タンクは下にむかって口が狭くなってるんです
途中からくびれて、下が細い。
最新の農場の見学がないので、
私が古いのかもしれませんが
どこもだいたいこんな形ではないでしょうか
実はこれがよくないと(笑)
栄養的に言うと、
「口が狭いと細かい飼料がタンク内に残ってしまう」
らしいんです。
せっかくバランスよく配合された餌が、出るときになって
偏ってしまう。
口が大きいと均一に出ていくので
栄養学的に最適、という発表がありました
確かにこのタンクには問題点があります
梅雨時期などの湿気が多い時期に
ほとりから餌が固まることがあるのです。
それが乾燥した時期になるとかたまりが
どっさり落ちてきてつまりの原因になったりします
口が狭いタイプが一般的だと思うのですが
鶏舎を新しくしたところは
タンクもやりかえるのかな?
口が大きいタイプの餌タンクって
どんなんだろう?
鳥インフルエンザのこと
日本でも各地で発生がありました。
鳥インフルエンザ。
なんでワクチン打たないの?と思ってる人
多いと思うんです。
実のところ私も「なんで?」って思ってました。
H5N7とかいうじゃないですか
アノ組み合わせって144通りあるそうです
H1~16、N1~9まであるんだそうです。
これは主な表面タンパクの名前で
Neuraminidase(ノイラミターゼ)
Hemagglutinin(ヘマグルチニン)
の頭文字をとってN、Hというふうになってるんです。
組み合わせで型が決まって、病原性も様々です。
人のインフルエンザワクチンて抗体を体に作るわけですね
一度感染させる。
そして同じ抗体が入ってきてもかかりにくくする
という働きですね
それが鶏の場合
変異することが問題なんです。
弱毒タイプのインフルエンザウイルスワクチンを
接種させていたとします。
そこに、違う型の弱毒タイプウイルスが入ってきた。
弱毒+弱毒=弱毒
にはならない場合があるそうです。
変異して強毒になってしまうことがあるそうです。
だからワクチン接種できない。
しかも144通りだから、どれにかかるかわからない
だからワクチン接種は禁止されてるんです。
まとめ
今回、いろいろ勉強になりました
久しぶりに参加してよかった!
うれしかったことは
会場に20代かなーっていう
若い人たちがいたこと。
この仕事、人が休みの時に働き
思いもよらず作業で嫌なこともあるかもしれない
けど、大事な仕事です。
大げさかもしれないけど
食べるものを生産することは
人の命を支えている。
誇りを持って続けてほしいなぁと思いました
ヒロミ
獄一門のオメっ子ガウラーです☆
バックドロップシンデレラ・ビレッジマンズストアも好き
ゴールデンカムイは尾形推し
猫と海外ドラマ大好きで構成されています。
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