インフルエンザにかからないというのが
わたしのちょっとした自慢でした
しかしとうとうこの記録が
途絶えてしまう日が来ました
あなたのたまごライフを応援します
ふみちゃん家のたまご コッコこと菅藤裕美(すがとうひろみ)です
41年間かかったことがなかったインフルエンザに
この冬り患しました。
インフルエンザワクチンは何からできている?
ワクチンを作るには、まず原料となるウイルスが必要になります。
その上で、ウイルスがよく増えるということや、簡単に大量に手に
入るという利点もあって、鶏卵がワクチンの製造に使われています。
うまくウイルスが増えれば、1、2個の鶏卵からワクチンの原料になる
ウイルスが大人1人分、手に入ります。
1個の鶏卵から大量に作れるわけではないんです。
ワクチンを作るために、日本で1日に何百万個、何千万個もの鶏卵が
使われています。
使われているのどんな卵?
ワクチン製造に使われるのは、私たちがいつも食べている鶏卵とは違う
「孵化(ふか)鶏卵」という卵です。
孵化鶏卵というのは胚(はい)を成長させている卵のこと。
つまり、ひよこになる前の卵のことです。
孵化鶏卵を使うわけはウイルスが生きた細胞に感染して増える
という性質を持っているからです。
受精卵を37度に温め、発育途中の状態にします。
どうやってワクチンを作るのか?
受精卵を温めて10~12日目の孵化鶏卵を消毒し、
注射針が通るくらいの小さな穴を開けます。
この穴からインフルエンザウイルスを注射し、
穴をふさいでウイルスを増やします。
2日後に、鶏卵の中の胚のおしっこである「しょう尿液」
にたまったウイルス液を集めて、ワクチンの原料にします。
その後、ウイルスを精製・凝縮し、感染性をなくした上で
国の検査を通って、ようやくインフルエンザワクチンに
なります
JAグループ福岡 アキバ博士の食農教室より
終わりに
インフルエンザワクチンは家庭で一般的に
食べられている鶏卵からは作ることができません
その年に必要になりそうなワクチンの量を
予想して孵化用のたまごを発注し、
生産されています
足りなくなったとき、卵があれば
増産できるかもしれませんが、
毎年追加で作った、ということは
聞かないので、予定数量は作られている
のではと思います。
インフルエンザをぶっ飛ばせ!!
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ヒロミ
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